【アークランズ】(9842)が2024年2月末に株主優待を新設

アークランズが株主優待を新設 株主優待

アークランズ(9842)は2024年2月29日を基準日として、株主優待を新設します。(2023年11月14日発表)

完全子会社化したアークランドSHDと同様内容で導入

毎年2回2月末と8月末100株以上を保有する株主を対象にしまして、保有株式数に応じてアークランズのグループの小売店・飲食店共通で利用できる優待券を進呈します。

2024年2月末から実施する詳しい内容は、100株以上の株主が優待券1100円分(550円・2枚)、200株以上の株主が優待券2200円分(550円・4枚)、1000株以上の株主が優待券1万1000円分(550円・20枚)となります。

2023年9月に完全子会社化して上場廃止となった、とんかつ専門店「かつや」などを運営するアークランドサービスホールディングス(HD)が実施していた株主優待と実質的に同様の制度を新設したとしています。

保有株数優待品(2月・8月)
100株以上グループ小売店・飲食店共通の優待券1100円分(550円・2枚)
200株以上                 2200円分(550円・4枚)
1000株以上                 1万1000円分(550円・20枚)

基準日は6月末・12月末→2月末・8月末へ

上場廃止となったアークランドサービスHDの株主優待は毎年6月末と12月末で、今回のアークランズの毎年2月末と8月末とは時期は違いましたが、対象となる保有株式数や優待券の金額は同じものでした。

株主優待の新設は、株主にアークランドサービスHDとのグループ化のメリットを実感してもらうためとし、2023年9月の完全子会社化後で最初に迎える権利確定日である2024年2月末から始めることになりました。

ホームセンターや飲食店など優待券を利用する選択の幅は広いです。

「ホームセンタームサシ」や「ビバホーム」を運営、外食事業も推進

アークランズの本社は新潟県三条市です。1970年に利器工匠具などの金物類の卸売りを手掛ける坂本産業を設立しまして、1978年にホームセンター1号店を開店します。1987年には武蔵を吸収合併してアークランドサカモトに社名変更しました。1993年に外食事業部を分社化したアークランドサービス(現・アークランドサービスHD)を設立します。

2022年9月にはアークランドサカモトが完全子会社のビバホームを吸収合併し、アークランズが発足しました。そして、2023年9月に子会社のアークランドサービスHDを完全子会社化しています。

小売事業では「ホームセンタームサシ」や「ビバホーム」、アート&クラフトの専門店「アークオアシス」、食品専門店「ムサシ食品館」などを運営し、卸売事業で国内他社やグループのホームセンター向けにDIY関連用品を中心に販売しています。

外食事業ではとんかつ専門店「かつや」、からあげ定食専門店「からやま」などを経営しており、フィットネス事業のスポーツクラブ「JOYFIT」やフィットネスジム「FIT365」も展開します。

決算期は2月末です。2023年の定時株主総会は5月25日(木)に本社・5階ホール(新潟県三条市)で開催しました。

・アークランズのウェブサイトはこちらから。

マネックス証券
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