【チェンジホールディングス】(3962)が前期2023年3月末で株主優待を廃止

チェンジホールディングスが株主優待を廃止 株主優待

チェンジホールディングス(3962)はすでに実施済みの2023年3月31日の基準日を最後に、株主優待を廃止しました。(2023年11月14日発表)

プレミアム優待俱楽部のポイントを贈っていた

これまで毎年3月末800株以上を保有する株主を対象にしまして、保有株式数・期間に応じてプレミアム優待俱楽部の株主優待ポイントを進呈していました。

最後となった2023年3月末の内容は、800株以上ー1600株未満の株主で保有期間1年未満は1500ポイント、保有期間1年以上は1650ポイント、1600株以上ー2400株未満の株主で保有期間1年未満は3000ポイント、保有期間1年以上は3300ポイント。

2400株以上ー3200株未満の株主で保有期間1年未満は8000ポイント、保有期間1年以上は8800ポイント、3200株以上ー4000株未満の株主で保有期間1年未満は1万5000ポイント、保有期間1年以上は1万6500ポイント、4000株以上の株主で保有期間1年未満は3万ポイント、保有期間1年以上は3万3000ポイントでした。

保有期間1年以上でポイント数が1割上昇する設定となっていました。

保有株数プレミアム優待俱楽部(3月)
800株以上ー1600株未満(保有1年未満)株主優待ポイント数・1500ポイント
(保有1年以上)          1650ポイント
1600株以上ー2400株未満(保有1年未満)          3000ポイント
(保有1年以上)          3300ポイント
2400株以上ー3200株未満(保有1年未満)          8000ポイント
(保有1年以上)          8800ポイント
3200株以上ー4000株未満(保有1年未満)        1万5000ポイント
(保有1年以上)        1万6500ポイント
4000株以上(保有1年未満)        3万ポイント
(保有1年以上)        3万3000ポイント

株主優待の廃止に伴い特別配当を実施

株主優待は2018年9月末から導入していました。株式分割や決算期の9月末から3月末への変更を経て、対象が毎年3月末に800株以上を保有する株主となりました。

自社株式への投資の魅力を高め、中長期的に保有してくれる株主の増加を図る目的でした。

今回の株主優待の廃止につきましては、株主への公平な利益還元のありかたの観点から、慎重に検討を重ねた結果としています。

2024年3月期は株主優待の廃止に伴い、期末に1株につき0.5円の特別配当を実施し、年間配当は12.5円(2023年3月期の年間配当の実績は10円)予想に上方修正しました。

株主優待を廃止した会社につきましては、この記事「【ビーアールホールディングス】(1726)が2023年9月末で株主優待を廃止」もご覧ください。

ITサービス・IT人材育成、「ふるさとチョイス」などでDX推進

チェンジホールディングスの本社は東京都港区です。2003年にチェンジを設立しまして、ITプロジェクトなどのコンサルティングビジネスやIT人材を育成する研修ビジネスを始めます。2018年にはふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクを子会社にしています。そして、2023年4月に持ち株会社への移行に伴い現在のチェンジホールディングスが発足しました。

AI(人工知能)や音声インターネット、モビリティ、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、クラウドなどのアルゴリズム・基盤テクノロジーを活用したサービスやデジタル人材育成研修を手掛け、「ふるさとチョイス」など自治体向けDX(デジタルトランスフォーメーション)にも力を入れています。2022年にはSBIホールディングスと資本・業務提携しました。

決算期は3月末です。2023年の定時株主総会は6月27日(火)に東京ミッドタウン・タワー4階・カンファレンスRoom7(東京都港区)で開催しました。

・チェンジホールディングスのウェブサイトはこちらから。

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