【シミックホールディングス】(2309)がMBOにより株主優待を廃止

シミックホールディングスがMBOにより株主優待を廃止 株主優待

シミックホールディングス(2309)は、MBO(経営陣が参加する買収)の成立後に上場廃止になることを踏まえ、株主優待を廃止します。(2023年11月7日発表)

実施済みの2023年3月末の株主優待で終了

MBOの買い付け期間は2023年11月8日から2024年1月4日(37営業日)までとなっていまして、普通株式1株につき2650円を設定しています。

株主優待は毎年3月末100株以上を保有する株主を対象に、グループの事業や社会貢献活動に関連する商品(3000円相当)などを進呈しています。

上場廃止に伴い、実施済みの2023年3月31日の基準日を最後に株主優待を終えます。

2023年3月末の優待内容は北海道蘭越産ゆめぴりか米5キログラム、八ヶ岳のジャム詰め合せなどの中から一つを選ぶものでした。

保有株数優待品(3月)
100株以上(一つを選択、3000円相当)
A.北海道蘭越産ゆめぴりか米5キログラム
B.八ヶ岳のジャム詰め合せ
C.新潟県妙高市特産品かんずり詰め合わせ
D.リモチーソブレンドハーブティー(里美清蘇茶)15個セット
E.希少・難治性疾患の啓発活動への寄付
F.チンパンジーの幸せな暮らしを守る活動への寄付

 

株主優待の導入は2020年3月末からだった

株主優待を新設したのは、基準日が2020年3月31日からでした。

優待内容はこれまでと同様で、100株以上の株主にグループの工場・研究施設が所在する地域の特産品(3000円相当)または寄付(3000円)のいずれかを選択となっています。

導入から4度の進呈で株主優待は終了となりました。

医薬品開発受託機関(CRO)としてスタート

シミックホールディングスの本社は東京都港区です。1985年の設立で、1992年から医薬品開発受託機関(CRO)として本格的にビジネスを始めています。現在は医薬品開発や医薬品製剤開発・製造の支援などを手掛ける「製薬ソリューション」と、医療関連施設や医療従事者を総合的に支援する事業などを含む「ヘルスケアソリューション」を推進しています。

決算期は9月末です。2023年の定時株主総会は12月15日(金)に日本生命浜松町クレアタワー5階・浜松町コンベンションホール・メインホール(東京都港区)で開催しました。

・シミックホールディングスのウェブサイトはこちらから。

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