【エステールホールディングス】（７８７２）が株主優待の内容を変更

エステールホールディングス（７８７２）は２０２４年３月３１日の基準日から、株主優待の内容を変更します。（２０２３年１１月９日発表）

進呈商品は選択式から指定に変更、割引優待カードを新規導入

３月末に１０００株以上を保有する株主につきましては、自社の商品（１万円相当）３点の中から１点を選択する内容でしたが、２０２４年３月末からは自社の指定商品（１万円相当）に変更となるため、選べなくなります。

しかしながら、３月末に１００株以上を保有する株主を対象に、新たに自社の食品販売店・飲食店で利用できる株主優待カード（割引優待カード）が贈られます。

対象となる食品販売店は「ホームカミング」と「こととや」で、１０００円以上（消費税込み）の購入で１０％OFFとなります。

対象の飲食店はハンバーガー店「ヴィレッジバンガードダイナー」で、メニュー全品を２０％OFFで食べられます。

ただし、対象外の商品（書籍や特価品）やメニュー（ランチタイムサービスなど）もあります。

既存の株主優待は３月に買物券、９月にQUOカード

既存の株主優待につきましては、３月末は優待内容を変更する自社商品の進呈のほかに買物券があり、９月末にはQUO（クオ）カードが贈られます。

３月末の買物券は保有株式数に応じて、５００株以上が買物券２０００円分・１枚、１０００株以上が２枚、５０００株以上が５枚、１万株以上が１０枚となっています。

宝飾品店の「エステール」「ミルフローラ」「ティー・ジェイ」など、眼鏡店の「T.G.C.」、帽子店の「クレスト・プラス」で利用できます。

９月末は保有株式数が１００株以上の株主を対象に、QUOカード５００円分を進呈します。

宝石研磨加工で発祥して、宝飾品・眼鏡・飲食などを展開

エステールホールディングスの本社は東京都中央区です。１９５４年に長野県佐久市で宝石研磨加工業で創業し、１９５９年に研磨宝石を卸売りする信州宝石を東京都台東区に設立しました。１９８８年にはシンシューに社名変更、１９８９年に４社が合併してエステールとなりました。その後、２００９年にAs-meエステールへの変更を経て、２０１８年に持ち株会社体制への移行に伴い現在のエステールホールディングスが発足しました。

宝飾品・アクセサリーや眼鏡などの製造・販売、食品販売、飲食店の運営などを展開しています。

決算期は３月末です。２０２３年の定時株主総会は６月２９日（木）に住友不動産六本木グランドタワー９階・ベルサール六本木グランドコンファレンスセンター（東京都港区）で開催しました。

・エステールホールディングスのウェブサイトはこちらから。