【富士ソフト】(9749)が2023年12月末に株主優待の内容を実質拡充

富士ソフトが株主優待の内容を実質拡充 株主優待

富士ソフト(9749)は株式分割後の2023年12月31日の基準日から、株主優待の内容を実質拡充しました。(2023年11月21日発表)

株式2分割後も対象100株以上の基準に変更なし

2023年7月1日の効力発生で1株につき2株の割合で株式分割(2分割)しているのですが、2分割後も株主優待の対象基準を変更せず、内容の実質拡充となります。

株主優待の内容は、毎年12月末100株以上を保有する株主を対象に優待品を1点選択するもので、①自社製品のはがきソフト「筆ぐるめ」ウィンドウズ版(DVD)、②しいたけ詰め合わせを揃えています。

2分割後の2023年12月末からの株主優待の内容は下記

保有株数優待品(12月)
100株以上
(2分割前も100株以上)
①②から1点を選択
①自社製品のはがきソフト「筆ぐるめ」ウィンドウズ版(DVD)
②しいたけ詰め合わせ

自社グループの事業に対して理解を一層深めてもらう

株主優待の導入は、より多くの株主に自社グループの事業に対する理解を一層深めてもらうことや、自社株式への投資の魅力を高めて、中長期的に株式を保有してもらうことを目的にしています。

優待品のはがきソフト「筆ぐるめ」ウィンドウズ版(DVD)は年賀状作成や住所録管理、喪中はがき、寒中見舞い、封筒・ラベル印刷など1年を通じて活用できるもので、申し込み時点での最新版が進呈されます。

しいたけ詰め合わせは、特例子会社の富士ソフト企画が福島県耶麻郡西会津町でITによる新しい農業と障害者就労フィールドをテーマに生産しているシイタケで、農業の空洞化や地方創生に寄与するための取り組みでもあります。全国サンマッシュ生産協議会が主催する品評会で2016年から2023年にかけて金賞を7回受賞しているそうです。

株主優待の内容を実質拡充した会社につきましては、この記事「【バンダイナムコホールディングス】(7832)が株主優待の内容を実質拡充」もご覧ください。

 機械制御系や自動車関連などの組み込み系・制御系ソフトウエアなどを開発

富士ソフト(ふじソフト)の本社は横浜市中区です。1970年に富士ソフトウエア研究所として設立されまして、1984年に富士ソフトウエアに社名変更しました。そして、1995年に社名を現在の富士ソフトに変更しています。

機械制御系や自動車関連などの組み込み系・制御系ソフトウエアの開発のほか、金融・製造・流通向けなどの業務系ソフトウエアの開発、プロダクト・サービス・システムの構築・保守・運用などを手掛けています。

決算期は12月末です。2023年の定時株主総会は3月17日(金)に富士ソフト秋葉原ビル5階・富士ソフトアキバホール(東京都千代田区)で開催しました。

・富士ソフトのウェブサイトはこちらから。

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