ゲオホールディングス(2681)は2024年3月31日の基準日をもって、株主優待を廃止します。(2023年11月10日発表)
毎年2回・100株以上にリユース店優待割引券2000円

これまでは毎年2回、3月末と9月末に100株以上を保有する株主を対象にしまして、リユース店優待割引券2000円相当を進呈してきました。
この株主優待は2024年3月末を最後に、終わってしまいます。
優待割引券を使用できるリユース店は「セカンドストリート」「スーパーセカンドストリート」「ジャンブルストア」となっています。
リユース店で販売価格1000円(消費税抜き)の買い物につき、1枚の割引券(500円相当)を利用できます。
保有株数 | 優待品(3月・9月) |
100株以上 | リユース店優待割引券2000円相当 |

資金を投資や事業拡大に活用
株主優待の廃止につきましては、投資や事業拡大に資金を活用することで収益性や競争力の強化につなげ、事業の成長・発展に力を注いで中長期的に企業価値を向上させることを重視するためとしています。
また、株主への公平な利益還元を経営の重要課題と位置づけ、安定的かつ継続的に配当などが実施できるように企業価値を高めていくと説明しています。
ちなみに、年間配当は2017年3月期から2021年3月期までが5期連続34円、2022年3月期と2023年3月期が2期連続24円、2024年3月期が29円予想となっています。
メディアショップ「ゲオ」を中核にリユース店やオフプライス店も運営
ゲオホールディングスの本社は名古屋市中区です。1986年に創業者の遠藤結城氏がビデオレンタル店「ビデオロードショー美里店」(愛知県豊田市)を開業、1988年に個人営業から法人に改組しました。
1989年にはゲオミルダに社名変更して屋号「GEO」の使用を始めています。2005年には全47都道府県への出店を達成しました。そして、2011年に持ち株会社のゲオホールディングスの発足となりました。
創業事業でもある映画・音楽・ゲーム・書籍・モバイルなどのレンタル・リサイクル・新品販売を手掛けるメディアショップ「ゲオ」のほか、総合モバイル専門店「ゲオモバイル」、リユース店「セカンドストリート」、オフプライス店「ラックラック」などを展開しています。
決算期は3月末です。2023年の定時株主総会は6月29日(木)にホテルプラザ勝川2階・さくら(愛知県春日井市)で開催しました。