GMO TECH(6026)は2023年12月31日を基準日として、株主優待を新設しました。(2023年11月20日発表)
年2回、対象100株以上・保有期間6カ月以上
2023年12月末から、毎年2回、6月末と12月末に保有株式数100株以上で保有期間6カ月以上の株主を対象にしまして、保有株式数に応じて株式の取引手数料のキャッシュバックなどを実施します。
株主優待の内容は①②③とあります。
①GMOクリック証券でのGMO TECHの株式の買い付け(現物・信用取引)で1万円を上限にして対象期間中の買い付け手数料をキャッシュバック
②GMOクリック証券での取引手数料を、100株以上は1000円を上限に、500株以上は3000円を上限にして対象期間中の取引手数料相当額をキャッシュバック(現物・信用取引、先物・オプション取引、FXネオ取引、くりっく365取引)
③自社サービスの「MEO Dash!by GOM」の各種プラン利用料金を消費税抜きの価格から10%値引き、100株以上は取引額上限30万円(6カ月)まで、500株以上は取引額の上限なし、MEOはマップ(地図)エンジン最適化の略
自社株式の魅力を高めて自社グループの事業理解を推進
株主優待の導入につきましては、投資対象としての自社株式の魅力を高めて中長期的に株式を保有してもらえる株主の増加を図り、より多くの人に自社グループの事業を理解してもらうためとしています。
会社としてはチャットGPTなどの生成AI(人工知能)や自社開発のAIプログラムをサービスに組み込んで、生産性向上や新しい商品価値を創造して提供する方針を掲げています。
株主優待を新設した会社につきましては、この記事「【オロ】(3983)が2023年12月末に株主優待を新設」もご覧ください。
検索エンジンマーケティングや不動産テックを展開
GMO TECH(ジーエムオーテック)の本社は東京都渋谷区です。2006年にイノベックスとして設立されまして、2009年にGMOインターネット(現・GMOインターネットグループ)と資本提携してGMO SEOテクノロジーに社名変更しました。そして、2011年に社名を現在のGMO TECHに変更しています。
SEM(検索エンジンマーケティング)サービスやアフィリエイトサービスなどの集客支援事業、賃貸オーナー・入居者向けのアプリケーションプラットフォームや不動産賃貸手続きの契約の電子化サービスなどの不動産テック事業を手掛けています。
決算期は12月末です。2023年の定時株主総会は3月22日(水)にインターネット上のみで実施するバーチャルオンリー株主総会として開催しました。