【イントランス】(3237)が2024年3月末も株主優待を実施

イントランスが2023年9月に次いで株主優待を実施 株主優待

イントランス(3237)は2024年3月31日を基準日として、株主優待を実施します。2023年9月30日を基準日とした特別株主優待に続いて進呈します。(2023年11月28日発表)

株式併合の検討を踏まえて対象1000株以上に

2023年9月末には特別株主優待を設けて、2021年3月末から中止・廃止していた株主優待を再開していたのですが、2024年3月末にも株主優待を実施することになりました。

東京証券取引所が望ましいとする投資単位の水準(5万円以上ー50万円未満)にすることを目的に株式併合(10株を1株に併合)を検討しているため、株主の保有単位を1000株以上(株式併合後の100株以上)に引き上げる施策として1000株以上を保有する株主を対象にします。

具体的には、2024年3月末1000株以上ー1万株未満を保有する株主には①QUO(クオ)カード・8000円分または同額の代替ギフト券、1万株以上を保有する株主には①と②50%割引優待宿泊券(Homm Stay Yumiha Okinawa)を贈ります。

今後につきましては、毎年3月末もしくは9月末の時点で保有期間6カ月以上の株主を対象にする予定や、年1回以上は保有期間6カ月以上の株主に2024年3月末実施予定の株主優待と変わらない規模での実施を目指していきたいと表現するなど、不透明な部分もありますので注視してください。

2024年3月末の株主優待の内容は下記

保有株数優待品(3月)
1000株以上ー1万株未満①QUOカード・8000円分または同額の代替ギフト券
1万株以上
②50%割引優待宿泊券(Homm Stay Yumiha Okinawa)

2016年3月末に新設した株主優待は2020年3月末まで進呈

株主優待は2016年3月末に新設していました。しかし、新型コロナウイルス禍での業績不振などを理由に2021年3月末は中止し、2022年5月には現行制度は廃止すると公表しました。そして、経営環境の改善や資金調達の実施、収益拡大などを背景にして2023年9月末に特別株主優待の実施に至りました。

その内容は、2023年9月末300株以上ー1万株未満を保有する株主が①QUOカード・1000円分または同額の代替ギフト券、1万株以上を保有する株主には①に加えて②無料宿泊券(Folio Sakura Shinsaibashi Osaka)となっていました。

2023年9月末の株主優待の内容は下記

保有株数優待品(9月)
300株以上ー1万株未満①QUOカード・1000円分または同額の代替ギフト券
1万株以上
②無料宿泊券(Folio Sakura Shinsaibashi Osaka)

株主優待を再開した会社につきましては、「【三共生興】(8018)が株主優待を再開、基準日は9月30日→3月31日に変更」もご覧ください。

中古物件の不動産再生事業やインバウンド向けのホテル運営事業などを展開

イントランスの本社は東京都渋谷区です。1998年に不動産の仲介やコンサルティングを目的に設立されました。

全国の商業ビルやオフィスビル、レジデンスなどの中古物件を対象にした不動産再生のほか、不動産の売買仲介、アセットマネジメント、不動産施設の管理受託などの不動産事業、インバウンドの受け皿を意識したホテル運営事業、ハーブガーデン運営事業などを展開しています。

決算期は3月末です。2023年の定時株主総会は6月22日(木)にセルリアンタワー東急ホテル39階・ルナール(東京都渋谷区)で開催しました。

・イントランスのウェブサイトはこちらから。

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