【クシム】(2345)が2023年10月末に株主優待の内容を変更

クシムが株主優待の内容を変更 株主優待

クシム(2345)は2023年10月31日の基準日から、株主優待の内容を変更しました。(2023年12月20日発表)

保有期間6カ月・100株以上でQUOカード→えらべるPay

従来は毎年10月末100株以上保有期間6カ月以上の株主を対象にしまして、保有株式数に応じてQUO(クオ)カードを進呈していました。

今回の内容の変更では、優待品がQUOカードから「えらべるPay」に変わります。ほかの条件や相当金額に変更はありませんでした。

具体的には、2023年10月末保有期間6カ月以上100株以上ー500株未満の株主は「えらべるPay」500円相当、500株以上ー1000株未満の株主は「えらべるPay」1000円相当、1000株以上ー2000株未満の株主は「えらべるPay」1500円相当、2000株以上の株主は「えらべるPay」2000円相当になります。

2022年10月末までの株主優待の内容は下記

保有株数優待品(10月)
100株以上ー500株未満(保有期間6カ月以上)QUOカード・500円相当
500株以上ー1000株未満                 1000円相当
1000株以上ー2000株未満                 1500円相当
2000株以上                 2000円相当

2023年10月末からの株主優待の内容は下記

保有株数優待品(10月)
100株以上ー500株未満(保有期間6カ月以上)えらべるPay・500円相当
500株以上ー1000株未満                  1000円相当
1000株以上ー2000株未満                  1500円相当
2000株以上                  2000円相当

株主優待は決算期の移行や株式分割などを機に変更

株主優待は2016年3月末に従来の自社教材の50%割引優待から、QUOカード・1000円相当および自社製品割引券2万円相当に変更しました。対象は毎年2回、3月末と9月末に100株以上を保有する株主でした。

2016年12月末には、決算期を従来の3月末から12月末に変更したことにより、株主優待の基準日を3月末と9月末→12月末と6月末に移行しています。

そして、2018年に1株を2株の割合で株式分割(2分割)したタイミングで、毎年12月末に保有期間6カ月以上の株主に保有株式数に応じてQUOカードを進呈する内容に変更しました。

さらに、再び決算期の変更に伴い、2019年からは毎年10月末が基準日となりました。

「えらべるPay」はギフティ(4449)が運営するデジタルギフトで、さまざまなスマートフォン決済サービスのポイントやEC(電子商取引)サイトで使用できるギフトコードなどが選べます。

定時株主総会招集通知書の郵送時に同封される「株主優待のご案内」に記載しているQRコードをスマートフォンで読み取り、デジタルギフトを選択します。

株主優待でデジタルギフトを進呈する会社につきましては、「【前澤給装工業】(6485)が2024年3月末に株主優待の内容を変更」もご覧ください。

グループでブロックチェーンや暗号資産交換所「Zaif」、DXなどに取り組む

クシムの本社は東京都港区です。1997年にオープンシステム研究所とインドKumaran Systemsの共同出資会社のアイキャンとして設立されまして、1998年にクマランに社名変更します。1999年にはインドKumaran Systemsとの資本関係を解消してシステム・テクノロジー・アイとなり、2000年にオープンシステム研究所と合併しています。2016年に社名をアイスタディに変更し、2020年に現在のクシムに社名変更しました。

ブロックチェーンサービス事業では、子会社のチューリンガム(東京都港区)や2014年に運営を開始した日本で最も歴史のある暗号資産交換所「Zaif(ザイフ)」を手掛けるZaif(東京都港区)などとビジネスを推進しています。

その他にも、システムエンジニアリング事業でDX(デジタルトランスフォーメーション)推進や顧客システム開発の支援、エンジニア派遣などに取り組み、インキュベーション事業では経営コンサルティングや投融資などを実施しています。

決算期は10月末です。2024年の定時株主総会は1月25日(木)にザストリングス表参道3階・パークアヴェニュー(東京都港区)で開催しました。

・クシムのウェブサイトはこちらから。

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