【ラックランド】(9612)が株主優待の基準日を変更、12月→2月・6月→8月

ラックランドが株主優待の基準日を変更 株主優待

ラックランド(9612)は毎年6月末と12月末に実施している株主優待の基準日を、毎年2月末と8月末に変更します。(2023年11月10日発表)

優待品を事前予約する2024年2月末の株主にはお詫びの特典も

2023年12月末が基準日だった株主優待の実施を2024年2月末に延期しまして、そのまま毎年の基準日を12月末から2月末に変更し、6月末の基準日も8月末に2カ月スライドさせます。

変更後も基本的に優待内容は同じとなっており、毎年2月末8月末100株以上を保有する株主を対象に、東北地方の名産品詰め合わせ3500円相当(送料1500円相当は自社負担)を進呈します。

また、2024年2月末の株主につきましては、基準日変更のお詫びとして株主優待申し込みサイト「頑張ろう東北」から早期申し込み(事前予約)期間中に株主優待を申し込んだ株主限定で、優待品とは別に特典を用意するそうです。

保有株数優待品(2月・8月)
100株以上東北地方の名産品詰め合わせ3500円相当
(送料1500円相当は自社負担)

 

延期理由は業績予想の達成を優先して株主優待を長期継続するため

株主優待の東北地方の名産品詰め合わせは、2013年から社会貢献事業の一環で東北の復興支援を目的に実施しています。復興庁の地域復興マッチング「結の場」に支援企業として参加した縁で、工場や街の復興とともに販路拡大につなげています。

2023年6月末が基準日の東北地方の名産品詰め合わせは「三陸産 旨味たっぷりホタテとカキのセット」や「釜石厳選!お手軽グルメセット」、「石巻からあったけーうまいものセット」など9種類から選ぶものでした。

2023年12月末から基準日を2024年2月末に延期したことにつきましては、株主優待制度を長期的に継続するため、継続的にコスト削減や合理化を推進するとともに、2023年12月期は特に期初業績予想の達成が最優先課題となっているためと説明しています。

また、現在は休止中ですが毎年3月末と9月末を基準日に進呈していた自社EC(電子商取引)サイト「ご当地こわけ」で使用可能なクーポン券2500円分の株主優待におきましては、再開時期や再開後の優待内容のありかたを継続して検討していくとしています。

3月末と9月末の株主優待は2022年まで実施していました。そのため、休止前は毎年4回も株主優待が贈られていました。

 商空間の様々な環境づくりを手掛ける

ラックランドの本社は東京都新宿区です。1970年に冷凍冷蔵設備を販売・メンテナンスするラックランド工業として設立され、1992年に現在のラックランドに社名変更しています。

商業施設や小売り・飲食店、物流施設、食品工場、ホテルなどの企画開発や設計、電気設備工事、厨房機器の製造・販売、設備保守、メンテナンスといった商空間の環境づくりを幅広く手掛けます。

日本全国のほか、台湾やタイ、カンボジア、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシアなど東南アジアに拠点を構えています。

決算期は12月末です。2023年の定時株主総会は3月30日(木)に住友不動産新宿グランドタワー5階・ベルサール新宿グランドコンファレンスセンター(東京都新宿区)で開催しました。

・ラックランドのウェブサイトはこちらから。

株・投資信託ならネット証券のマネックス
タイトルとURLをコピーしました