【OATアグリオ】(4979)が2023年12月末に株主優待の内容を変更

OATアグリオが株主優待の内容を変更 株主優待

OATアグリオ(4979)は2023年12月31日の基準日から、株主優待の内容を変更しました。(2023年12月20日発表)

フラワーギフト券が選択できるように調整

従来は毎年12月末100株以上を保有する株主を対象にしまして、保有期間に応じて自社グループ製品QUO(クオ)カードを進呈していました。

今回の内容の変更では、優待品を自社グループ製品またはフラワーギフト券から選べるようになりました。QUOカードの内容変更はありませんでした。

具体的には、2023年12月末から100株以上保有期間1年未満の株主は自社グループ製品(2500円相当)かフラワーギフト券(2000円相当)の中から1点、保有期間1年以上ー3年未満の株主は自社グループ製品(2500円相当)かフラワーギフト券(2000円相当)の中から1点とQUOカード・1000円分、保有期間3年以上の株主は自社グループ製品(2500円相当)かフラワーギフト券(2000円相当)の中から1点とQUOカード・3000円分となります。

保有株数優待品(12月)
100株以上自社グループ製品(2500円相当)かフラワーギフト券(2000円相当)
の中から1点
(保有期間1年以上ー3年未満)QUOカード・1000円分を追加
(保有期間3年以上)QUOカード・3000円分を追加

株主優待は2015年に新設、2018年から長期保有優遇制度を導入

株主優待は2015年12月末から導入しています。その内容は、100株以上を保有する株主に自社グループ製品(家庭園芸用製品)・1500円相当を贈るものでした。

2018年12月末には長期保有優遇制度を取り入れ、保有期間1年以上の株主を対象にQUOカード・1000円分を追加して内容を拡充しています。

その後も、1株を2株の割合で株式分割(2分割)してからも100株以上の対象を維持したり、保有期間3年以上の優遇内容を追加したりするなど、株主優待を拡充してきました。

ちなみに、2023年12月末の自社グループ製品の内容は、家庭園芸用肥料と美咲(切り花の品質保持剤)の合計4本セットでした。

株主優待で自社の商品を進呈する会社につきましては、「【ダイドーグループホールディングス】(2590)の2024年1月の株式分割後の株主優待は実質変更なし」もご覧ください。

食糧増産技術を活用して農薬・肥料の研究開発、製造・販売を推進

OATアグリオ(オウエイティーアグリオ)の本社は東京都千代田区です。2010年に大塚化学(大阪市中央区)のアグリテクノ事業部をMBO(経営者が参加する買収)によって分割しまして、大塚アグリテクノとして設立されました。2014年には社名を現在のOATアグリオに変更しています。

食糧増産技術(アグリテクノロジー)を用いて、農薬(殺虫剤や殺菌剤、除草剤、植物成長調整剤)や肥料などの研究開発、製造・販売を推進するほか、養液土耕栽培システム、切り花の品質保持剤、いちご栽培システムなども手掛けます。

決算期は12月末です。2024年の定時株主総会は3月26日(火)に住友不動産神田ビル内・ベルサール神田3階(東京都千代田区)で開催します。

・OATアグリオのウェブサイトはこちらから。

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