大垣共立銀行(8361)は2024年3月31日が基準日の株主優待から内容を変更します。(2023年11月2日発表)
優待品・寄付に限定、優待特典は廃止
これまでは①優待特典(健康口座ご契約者ギフトカードプレゼントや定期預金の年利0.1%上乗せなどから選択)②優待品・寄付から選べましたが、①優待特典を廃止して優待内容をより分かりやすくするそうです。
また、株主の利便性向上を考えて、優待品・寄付の商品選択に従来の郵送に加えてインターネットでも申し込みできるようになります。そのほか、優待関係書類は期末配当金関係書類に同封して株主に送付されていましたが、今後は個別で優待関係書類が届くので注意が必要です。
対象となるのは3月31日現在で100株以上を保有する株主です。
保有株数 | 変更前(3月) | 変更後(3月) |
100株以上 | 【優待特典】 ・健康口座ご契約者ギフトカードプレゼント ・定期預金の年利0.1%上乗せ ・国内振込手数料無料 などから選択 【優待品】 【寄付】 の中からいずれかを選ぶ | 【優待特典】は廃止 【優待品】【寄付】 の中からいずれかを選ぶ |
ちなみに、2023年3月31日が基準日の優待品・寄付の内容は、A.冷感スプレー2本セット、B.スイーツセット、C.パスタセット、D.スープセット、E.国土緑化推進機構(緑の募金)または日本赤十字社への寄付2500円(寄付先の選択可)からひとつを選ぶものでした。
長期保有・500株以上で9月30日基準の優待も
さらに、9月30日を基準日とする長期保有の株主が対象の株主優待も用意されており、500株以上を1年超で保有する株主に「OKBからの秋の贈り物」の申し込み書類が11月上旬以降に届きます。OKBは大垣共立銀行の通称です。
2023年9月30日が基準日のOKBからの秋の贈り物の内容は、ボトル茶セットや限定数のあるカジュアルフレンチセット、アイスクリーム、チャーハン、ラーメン、ハンバーグ&ソーセージなどのそれぞれのセット10商品の中から第3希望までを選んで先着順でひとつが贈られるということでした。
岐阜県地盤の地方銀行
大垣共立銀行(おおがききょうりつぎんこう)の本店は岐阜県大垣市です。1878年12月に前身の第百二十九国立銀行が創立され、1896年3月創立の大垣共立銀行が第百二十九国立銀行の業務を継承しました。岐阜県や愛知県を中心に銀行店舗を展開し、三重県や滋賀県に少数、東京都と大阪にも1支店ずつ構えています。海外ではベトナムや中国などに拠点があります。
決算期は3月末です。2023年の定時株主総会は6月20日(火)に大垣フォーラムホテル3階・雲海の間(岐阜県大垣市)で開催しました。