TBSホールディングス(9401)は2024年3月31日の基準日から、株主優待の内容を変更します。(2023年12月11日発表)
対象100株以上の内容を充実、200株以上は一部廃止

2023年3月末は100株以上を保有する株主を対象にしまして、特製QUO(クオ)カード・1000円分を進呈したほか、それぞれ抽選で自社大型番組リハーサル(オールスター感謝祭・SASUKE)参加とSASUKE収録観覧を提供する内容で、200株以上には保有株数・期間に応じてカレンダーや抽選による番組観覧などを追加するものでした。
今回の内容変更では、100株以上の株主優待を充実させ、200株以上で保有期間2年以上の株主に贈っていた特製カレンダー1部はなくすように見直しました。
具体的には、2024年3月末に100株以上を保有する株主には、従来の特製QUOカード・1000円分と自社大型番組リハーサル(オールスター感謝祭・SASUKE)参加(抽選)、SASUKE収録観覧(抽選)に加え、TBSショッピング割引(一部商品を除き30%OFF)とバラエティー番組リハーサル参加(抽選)、社内見学特別版(抽選)を揃えました。
500株以上で保有期間3年未満の大型お笑い番組観覧(抽選)、保有期間3年以上のPLAZAショッピングカード・2000円分、1000株以上で保有期間3年未満の自社出資の映画・イベント招待(抽選)、保有期間3年以上の日本レコード大賞観覧(抽選)の変更はありませんでした。
2023年3月末の株主優待の内容は下記
保有株数 | 優待品(3月) |
100株以上 | ・特製QUOカード・1000円分 ・自社大型番組リハーサル(オールスター感謝祭・SASUKE)参加(抽選) ・SASUKE収録観覧(抽選) |
200株以上 | (保有期間2年以上)・特製カレンダー1部 |
500株以上 | (保有期間3年未満)・大型お笑い番組観覧(抽選) (保有期間3年以上)・PLAZAショッピングカード・2000円分 |
1000株以上 | (保有期間3年未満)・自社出資の映画・イベント招待(抽選) (保有期間3年以上)・日本レコード大賞観覧(抽選) |
2024年3月末からの株主優待の内容は下記
保有株数 | 優待品(3月) |
100株以上 | ・特製QUOカード・1000円分 ・自社大型番組リハーサル(オールスター感謝祭・SASUKE)参加(抽選) ・SASUKE収録観覧(抽選) ・バラエティー番組リハーサル参加(抽選) ・TBSショッピング割引(一部商品を除き30%OFF) ・社内見学特別版(抽選) |
500株以上 | (保有期間3年未満)・大型お笑い番組観覧(抽選) (保有期間3年以上)・PLAZAショッピングカード・2000円分 |
1000株以上 | (保有期間3年未満)・自社出資の映画・イベント招待(抽選) (保有期間3年以上)・日本レコード大賞観覧(抽選) |
コンテンツに直接触れられる機会の拡充に取り組む
株主優待は自社グループが保有する「コンテンツ」に直接触れられる機会を提供することで、自社グループへの理解を深めてもらい、より多くの人に株式を保有してもらうことを目的として拡充に取り組んでいるそうです。
2023年3月末にも株主優待で抽選による番組観覧などを充実させており、2年連続して「コンテンツ」に触れる機会を増やしています。
コンテンツについては、2021年5月にTBSグループの長期経営ビジョン「VISION2030」を公表して以来、「心揺さぶるもの」すべてをコンテンツと定義して、その価値の最大化を推進しています。
株主優待の内容を変更した会社につきましては、「【クックパッド】(2193)が2023年12月末に株主優待の内容を変更」もご覧ください。
TBSテレビ・ラジオを中核にしたメディア・コンテンツ事業などに取り組む
TBSホールディングス(ティービーエスホールディングス)の本社は東京都港区です。1951年に関東地区で最初の民間放送局のラジオ東京として設立されまして、1955年にテレビの本放送を始めます。1960年には東京放送に社名変更し、略称も「KRT」から「TBS」に改めました。2009年に持ち株会社への移行に伴い東京放送ホールディングスが発足し、2020年に社名を現在のTBSホールディングスに変更しました。
TBSテレビやTBSラジオを中核にしたメディア・コンテンツ事業、通信販売や雑貨小売り、化粧品の製造・販売などのライフスタイル事業、不動産賃貸・保守・サービス事業などを展開しています。
決算期は3月末です。2023年の定時株主総会は6月29日(木)にTBS赤坂BLITZスタジオ(東京都港区)で開催しました。