東映アニメーション(4816)は2025年3月31日の基準日から、株主優待の内容を実質的に拡充します。(2024年1月29日発表)
株式5分割後も対象100株以上にキャラクターQUOカードを進呈
2024年までは、毎年3月末に100株以上を保有する株主を対象にしまして、保有株式数に応じて株主優待オリジナルのキャラクターQUO(クオ)カードを進呈していました。
2024年4月1日の効力発生で、1株を5株の割合で株式分割(5分割)していますが、5分割後の2025年3月末も株主優待の対象100株以上の条件を維持するため、実質的に内容の拡充になります。
また、5分割前の300株以上(5分割後の1500株以上)の株主への株主優待の内容は実質的に変更はありませんでした。
具体的には、2025年3月末から、100株以上ー1500株未満(5分割前の20株以上ー300株未満)の株主は株主優待オリジナル・キャラクターQUOカード・1セット(1200円相当)、1500株以上ー2500株未満(5分割前の300株以上ー500株未満)の株主は2セット(2400円相当)、2500株以上ー5000株未満(5分割前の500株以上ー1000株未満)の株主は3セット(3600円相当)…5万株以上(5分割前の1万株以上)の株主は12セット(1万4400円相当)となっています。
2025年3月末からの株主優待の内容は下記
保有株数 | 株主優待オリジナル キャラクターQUOカード(3月) |
100株以上ー1500株未満 (5分割前の20株以上ー300株未満) | 1セット(1200円相当) |
1500株以上ー2500株未満 (5分割前の300株以上ー500株未満) | 2セット(2400円相当) |
2500株以上ー5000株未満 (5分割前の500株以上ー1000株未満) | 3セット(3600円相当) |
5000株以上ー1万5000株未満 (5分割前の1000株以上ー3000株未満) | 5セット(6000円相当) |
1万5000株以上ー2万5000株未満 (5分割前の3000株以上ー5000株未満) | 8セット(9600円相当) |
2万5000株以上ー5万株未満 (5分割前の5000株以上ー1万株未満) | 10セット(1万2000円相当) |
5万株以上 (5分割前の1万株以上) | 12セット(1万4400円相当) |
人気の新作アニメ2枚・なつかしの名作アニメ2枚、合計4枚が1セット
株主優待オリジナル・キャラクターQUOカードは、人気の新作アニメーション2枚と、なつかしの名作アニメーション2枚を、1セット(4枚)にして贈っています。
QUOカードは1枚・300円相当なので、1セットは1200円相当となります。
2024年3月末のQUOカード作品は、新作が「わんだふるぷりきゅあ!」「ワンピース」、名作が「魔法のマコちゃん」「グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突」でした。
株主優待でQUOカードを進呈している会社につきましては、「【日本エコシステム】(9249)が2024年3月末に株主優待を新設」もご覧ください。
日本を代表するアニメ製作会社
東映アニメーション(とうえいアニメーション)の本社は東京都中野区です。1948年に日本動画として設立されまして、アニメーションの製作を開始し、1952年に日動動画に社名変更します。1956年には東映が買収して、社名を東映動画に変更しました。そして、1998年に現在の東映アニメーションに社名変更しています。
テレビアニメや劇場アニメなどを企画・制作し、映像パッケージ(ブルーレイ・DVD)の商品化、配信プラットフォーム向けの映像配信なども手掛け、IP(知的財産)ビジネスを幅広く展開しています。
2024年3月末現在で、アニメはテレビ作品237本、劇場作品269本、総話数は約1万3800話にのぼります。
代表作には「ドラゴンボール」「美少女戦士セーラームーン」「スラムダンク」「ワンピース」「プリキュア」シリーズなど、多くの有力コンテンツが揃っています。
決算期は3月末です。2023年の定時株主総会は6月23日(金)に東京プリンスホテル2階・プロビデンスホール(東京都港区)で開催しました。