【東京センチュリー】(8439)の株式分割後の株主優待は実質内容変更なし

東京センチュリーは株式分割後の株主優待を実質変更せず 株主優待

東京センチュリー(8439)は2024年1月1日に効力発生の株式分割後も、2024年3月31日が基準日の株主優待の内容を実質変更しません。(2023年11月10日発表)

株式4分割後は分割比率に合わせて基準を調整

従来は毎年3月末100株以上を保有する株主を対象にしまして、保有株式数・期間に応じてオリジナルQUO(クオ)カードと、一律でニッポンレンタカー利用優待券3000円分を進呈していました。

しかし、2024年1月1日に1株を4株の割合で株式分割(4分割)していますので、分割比率に基づいて対象の保有株式数を100株以上から、400株以上に変更しましたので注意が必要です。株主優待の内容は実質変わりません。

具体的には、400株以上(4分割前100株以上)の株主は保有期間に関わらずオリジナルQUOカード2000円分、4000株以上(4分割前1000株以上)で保有期間2年未満の株主は4000円分、保有期間2年以上の株主は6000円分となります。

さらに、1万2000株以上(4分割前3000株以上)で保有期間2年未満の株主は6000円分、保有期間2年以上の株主は8000円分のオリジナルQUOカードです。

QUOカードに加え、400株以上(4分割前100株以上)の株主にニッポンレンタカー利用優待券3000円分が贈られます。

保有株数優待品①(3月)優待品②(3月)
400株以上
(4分割前100株以上)
オリジナルQUOカード2000円分ニッポンレンタカー
利用優待券
3000円分
4000株以上
(4分割前1000株以上)
(保有期間2年未満)4000円分
(保有期間2年以上)6000円分
同上
1万2000株以上
(4分割前3000株以上)
(保有期間2年未満)6000円分
(保有期間2年以上)8000円分
同上

QUOカードの総額5%相当額は日本介助犬協会などに寄付

株式の4分割につきましては、2024年から始まりました新NISAを踏まえて、投資単位当たりの金額を引き下げることによって投資家層の拡大を目指しています。

また、株主優待で贈るQUOカードの総額5%相当額を、介助犬を育成する「社会福祉法人日本介助犬協会」と、災害救助犬を育成・派遣する「NPO法人日本レスキュー協会」に寄付しています。

 センチュリー・リーシング・システムと東京リースが2009年に合併

東京センチュリー(とうきょうセンチュリー)の本社は東京都千代田区です。1969年に伊藤忠商事と第一銀行(現みずほ銀行)、日本生命保険、朝日生命保険の4社が共同出資してセンチュリー・リーシング・システムを設立し、2009年に東京リースと合併して東京センチュリーリースとなりました。そして、2016年に現在の東京センチュリーに社名変更しています。

リース・ファイナンス(貸付・出資)では情報通信機器や事務用機器、工作機械、輸送用機器、商業・サービス業用設備、船舶、航空機、不動産、環境・エネルギーなどを対象に事業展開しています。法人・個人向けのオートリースやレンタカー、カーシェアの事業も手掛けており、ニッポンレンタカーサービスはグループ会社です。

決算期は3月末です。2023年の定時株主総会は6月26日(月)に富士ソフトビル5階・アキバホール(東京都千代田区)で開催しました。

・東京センチュリーのウェブサイトはこちらから。

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