東陽倉庫(9306)は2024年3月31日を基準日として、株主優待を新設します。(2023年11月9日発表)
保有株式500株以上、保有期間1年以上が対象

2024年3月末に保有株式数が500株以上で、保有期間が1年以上の株主を対象に、保有株式数に応じてギフト券を進呈します。
保有株式数が500株以上ー1000株未満の株主はギフト券2000円相当、1000株以上の株主はギフト券5000円相当となります。
保有期間1年以上の条件は、前年の3月末と9月末、基準年の3月末の株主名簿に同一の株主番号で記載される必要があります。
保有株数 | 保有期間1年以上(3月) |
500株以上ー1000株未満 | ギフト券2000円相当 |
1000株以上 | 5000円相当 |

足元でPER10%以下、PBR0.5%程度
株主優待の導入は、自社株式の投資魅力を高めて、より多くの投資家に中長期的に株式を保有してもらうことを目的にしています。
また、東京証券取引所の要請を踏まえて「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」についても公表していまして、積極的な営業活動や効果的な設備投資、DX(デジタルトランスフォーメーション)などの活用を推進して利益率の向上を目指します。
過去数年の指標を見ますと、PER(株価収益率)は下降傾向で足元では10%を下回り、PBR(株価純資産倍率)は1倍を大きく割り込んで0.5%程度が常態化しています。
国内外物流業務や複合施設の開発を手掛ける
東陽倉庫(とうようそうこ)の本店は名古屋市中村区です。1926年3月に旧名古屋倉庫と旧東海倉庫が合併して設立され、倉庫業から総合物流企業に発展していきました。
物流事業では国際物流や国内物流、トランクルームのほか、無線LANシステムや運送管理システムなどの情報システムも手掛けています。不動産事業では複合施設の開発やテナント賃貸などに携わります。
決算期は3月末です。2023年の定時株主総会は6月28日(水)に東陽倉庫・本店7階会議室(名古屋市中村区)で開催しました。