ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)は2025年2月28日の基準日から、株主優待の内容を変更します。(2024年1月31日発表)
保有期間1年以上の条件導入、自社グループ製品の内容は拡充
これまでは、毎年1ー2回(保有株式数による)、2月末と8月末に300株以上を保有する株主を対象にしまして、保有株式数に応じて自社グループ製品を進呈してきました。
具体的には、毎年2月末に300株以上ー500株未満を保有する株主は自社グループ製品・800円相当、500株以上ー2500株未満を保有する株主は自社グループ製品・1500円相当…そして、毎年2月末と8月末に2500株以上を保有する株主はそれぞれ自社グループ製品・4000円相当となっています。
今回の内容の変更では、2025年2月末から保有期間1年以上の縛りを設け、進呈する自社グループ製品の相当額を拡充するほか、新たに1万株以上ー5万株未満と5万株以上の株主を対象とする内容を追加します。
2025年から、保有期間1年以上で2月末に300株以上ー500株未満の株主には自社グループ製品・1500円相当、500株以上ー2500株未満の株主には自社グループ製品・2500円相当…そして、保有期間1年以上で毎年2月末と8月末に2500株以上ー1万株未満の株主にはそれぞれ自社グループ製品・1万円相当(ホタテ、いくらなどの海鮮セット)、1万株以上ー5万株未満の株主にはそれぞれ自社グループ製品・4万円相当(プレミアム北海道セット)…さらに、保有期間1年以上で毎年2月末・5月末・8月末・11月末(年4回)に5万株以上の株主にはそれぞれ自社グループ製品・4万円相当(プレミアム北海道セット)を贈ります。
2024年までの株主優待の内容は下記
保有株数 | 優待品(2月)(2月・8月) |
300株以上ー500株未満 | (2月)自社グループ製品・800円相当 |
500株以上ー2500株未満 | (2月)自社グループ製品・1500円相当 |
2500株以上 | (2月・8月)自社グループ製品・4000円相当 |
2025年2月末からの株主優待の内容は下記
保有株数 | 優待品(2月)(2月・8月)(2月・5月・8月・11月) |
300株以上ー500株未満 | (保有期間1年以上)(2月) 自社グループ製品・1500円相当 |
500株以上ー2500株未満 | (保有期間1年以上)(2月) 自社グループ製品・2500円相当 |
2500株以上ー1万株未満 | (保有期間1年以上)(2月・8月) 自社グループ製品・1万円相当 (ホタテ、いくらなどの海鮮セット) |
1万株以上ー5万株未満 | (保有期間1年以上)(2月・8月) 自社グループ製品・4万円相当 (プレミアム北海道セット) |
5万株以上 | (保有期間1年以上)(2月・5月・8月・11月) 自社グループ製品・4万円相当 (プレミアム北海道セット) |
株主優待は内容拡充を進めてきた
株主優待は2017年2月末に内容を拡充し、従来の毎年2回、2月末と8月末に500株以上を保有する株主の自社グループ製品・3000円相当に加え、毎年1回、2月末に100株以上ー500株未満を保有する株主に自社グループ製品・1200円相当を進呈するようにしました。
さらに、2018年には2月1日の効力発生で1株を5株に分割(5分割)するのに合わせて、毎年1ー2回(保有株式数による)、2月末と8月末に300株以上を保有する株主を対象に、保有株式数に応じて自社グループ製品を贈る内容に拡充していました。
株主優待で自社グループの製品・サービスなどを進呈している会社につきましては、「【ティーケーピー】(3479)が2024年2月末から株主優待の内容を拡充」もご覧ください。
中小食品企業をグループ化、セールスマーケティングや商品開発を支援
ヨシムラ・フード・ホールディングスの本社は東京都千代田区です。2008年に事業承継により中小企業の支援・活性化を目的にエルパートナーズとして設立されまして、同年にはレバレッジパートナーズに社名変更しました。そして、2009年に社名を現在のヨシムラ・フード・ホールディングスに変更しています。
食品などを製造・販売する中小企業をグループ化して、セールスマーケティングや商品開発、生産管理、購買物流、品質管理、経営管理などを支援しています。
グループ企業には業務用食材商社のヨシムラ・フード(埼玉県越谷市)やシウマイを製造・販売する楽陽食品(東京都足立区)、カキフライなどを製造・販売するオーブン(愛媛県四国中央市)などがあります。
決算期は2月末です。2024年の定時株主総会は5月30日(木)に日比谷国際ビル8階・コンファレンススクエア(東京都千代田区)で開催しました。
・ヨシムラ・フード・ホールディングスのウェブサイトはこちらから。