ヒマラヤ（７５１４）は２０２４年８月３１日の基準日から、株主優待の内容を変更します。（２０２４年１月９日発表）
優待値引券→メンバーズ登録で「ヒマラヤポイント」を進呈
従来は毎年２回、２月末と８月末に１００株以上を保有する株主を対象にしまして、保有株式数に応じてヒマラヤ店舗で利用できる優待値引券を進呈していました。
その内容は、毎年２回、２月末と８月末に１００株以上ー５００株未満の株主は１０００円値引券・１枚、５００株以上ー２０００株未満の株主は１０００円値引券・３枚、２０００株以上ー５０００株未満の株主は１０００円値引券・６枚、５０００株以上ー１万株未満の株主は１０００円値引券・１５枚、１万株以上の株主は１０００円値引券・３０枚となっていました。
今回の内容の変更では、優待品をこれまでの優待値引券から新設した「ヒマラヤ株主プレミアムメンバーズ」のヒマラヤポイントに変えました。
具体的には、毎年２回、２月末と８月末に１００株以上ー５００株未満の株主にはヒマラヤポイント・１０００ポイント、５００株以上ー２０００株未満の株主にはヒマラヤポイント・３０００ポイント、２０００株以上ー５０００株未満の株主にはヒマラヤポイント・６０００ポイント、５０００株以上ー１万株未満の株主にはヒマラヤポイント・１万５０００ポイント、１万株以上の株主にはヒマラヤポイント・３万ポイントを贈ります。
なお、２０２４年２月末に１００株以上を保有する株主が２０２４年８月末までに「ヒマラヤ株主プレミアムメンバーズ」に登録すると、追加でヒマラヤポイント・５００ポイントが付与されます。
また、「ヒマラヤ株主プレミアムメンバーズ」に登録しなければ、従来通り優待値引券を進呈します。
２０２４年２月末までの株主優待の内容は下記
| 保有株数 | 優待品（２月・８月） |
| １００株以上ー５００株未満 | １０００円値引券・１枚 |
| ５００株以上ー２０００株未満 | １０００円値引券・３枚 |
| ２０００株以上ー５０００株未満 | １０００円値引券・６枚 |
| ５０００株以上ー１万株未満 | １０００円値引券・１５枚 |
| １万株以上 | １０００円値引券・３０枚 |
２０２４年８月末からの株主優待の内容は下記
| 保有株数 | 優待品（２月・８月） |
| １００株以上ー５００株未満 | ヒマラヤポイント・１０００ポイント |
| ５００株以上ー２０００株未満 | ヒマラヤポイント・３０００ポイント |
| ２０００株以上ー５０００株未満 | ヒマラヤポイント・６０００ポイント |
| ５０００株以上ー１万株未満 | ヒマラヤポイント・１万５０００ポイント |
| １万株以上 | ヒマラヤポイント・３万ポイント |
株主優待の変更によってECサイトも利用可能に
株主優待の優待値引券（１０００円値引券）はヒマラヤのすべての店舗で利用でき、１回の買い物で３０枚まで使えますが、オンラインストアは対象外となっていました。
「ヒマラヤ株主プレミアムメンバーズ」のヒマラヤポイントは、ヒマラヤのEC（電子商取引）サイト「ヒマラヤオンライン」でも利用可能なため、ヒマラヤの店舗が近くにない株主などにとって利便性が大幅に高まります。
そして、２０２３年４月にサービスを開始したヒマラヤメンバーズアプリの会員管理機能を使い、「ヒマラヤ株主プレミアムメンバーズ」に会員登録された株主のデータベースを積極的に活用して、株主にIR（投資家向け広報）情報を配信していくそうです。
そのほか、会員登録した株主限定で岐阜県の特産品などの優待限定商品も、ヒマラヤポイントと交換できるように用意する計画です。
株主優待で自社グループのECサイトなどで利用可能なポイントを進呈する会社につきましては、「【京都フィナンシャルグループ】（５８４４）が２０２４年３月末に株主優待の内容を変更」もご覧ください。
全国でスポーツ用品店の「ヒマラヤ」を約１００店舗展開
ヒマラヤの本社は岐阜市です。１９７６年にスキー用品や一般スポーツ用品の販売を目的に岐阜ヒマラヤとして設立されまして、「スキープロショップ 岐阜ヒマラヤ」を創業します。そして、１９９１年に社名を現在のヒマラヤに変更しました。
スキー・スノーボード、ゴルフ、アウトドア、一般スポーツの各用品を販売する「ヒマラヤ」を全国で約１００店舗運営しています。
２０２４年１月には、自社で初のラケットスポーツ専門店となる「ラケットプロショップ久喜店」（埼玉県久喜市）をオープンしました。。
決算期は８月末です。２０２３年の定時株主総会は１１月２９日（水）に、じゅうろくプラザ・２階ホール（岐阜市）で開催しました。
