ジェイリース(7187)は株式分割後の2024年3月31日の基準日以降も、株主優待の内容は実質的に変更しませんでした。
株式2分割後、株式分割比率に合わせて株主優待の基準を調整
2023年までは、毎年3月末に500株以上を保有する株主を対象にしまして、保有株式数に応じてプレミアム優待俱楽部の株主優待ポイントを進呈していました。
2024年3月1日の効力発生で1株を2株の割合で株式分割(2分割)しているのですが、株式分割比率に合わせて株主優待の対象となる保有株式数の基準を調整し、実質的に内容を維持しました。
具体的には、2024年3月末から1000株以上ー1200株未満(2分割前は500株以上ー600株未満)の株主にはプレミアム優待俱楽部の株主優待ポイント・5000ポイント、1200株以上ー1400株未満(2分割前は600株以上ー700株未満)の株主には7000ポイント、1400株以上ー1600株未満(2分割前は700株以上ー800株未満)の株主には9000ポイント。
1600株以上ー1800株未満(2分割前は800株以上ー900株未満)の株主には1万1000ポイント、1800株以上ー2000株未満(2分割前は900株以上ー1000株未満)の株主には1万3000ポイント、2000株以上(2分割前は1000株以上)の株主には1万5000ポイントを贈ります。
2024年3月末からの株主優待の内容は下記
保有株数 | プレミアム優待俱楽部・株主優待ポイント(3月) |
1000株以上ー1200株未満 (2分割前は500株以上ー600株未満) | 5000ポイント |
1200株以上ー1400株未満 (2分割前は600株以上ー700株未満) | 7000ポイント |
1400株以上ー1600株未満 (2分割前は700株以上ー800株未満) | 9000ポイント |
1600株以上ー1800株未満 (2分割前は800株以上ー900株未満) | 1万1000ポイント |
1800株以上ー2000株未満 (2分割前は900株以上ー1000株未満) | 1万3000ポイント |
2000株以上 (2分割前は1000株以上) | 1万5000ポイント |
株主優待は2017年3月末に新設
株主優待は2017年3月末から実施しています。その内容は、100株以上を保有する株主を対象にして、一律でQUO(クオ)カード・1000円分を進呈するものでした。
そして、2021年3月末には内容を変更し、プレミアム優待俱楽部の株主優待ポイントを導入しました。
ジェイリース・プレミアム優待俱楽部では、食品や電化製品、旅行・体験など5000種類以上の商品と交換できるほか、環境NGO(非政府組織)や国際NGOなどの公益法人への寄付なども可能です。
また、共通株主優待コイン「WILLsCoin」に交換して他の導入上場企業の株主優待ポイントと合算して使うこともできます。
株主優待ポイントは3月末に、株主名簿に同一株主番号で記載・記録されている場合は繰り越せます。ただし、3月末の権利確定日までに売却や本人以外への名義変更、相続などにより、株主番号が変更されると、株主優待ポイントは失効するので注意が必要です。
株主優待でプレミアム優待俱楽部の株主優待ポインを進呈している会社につきましては、「【白銅】(7637)が2024年から株主優待の基準日を変更、9月末→3月末」もご覧ください。
大分が発祥、家賃債務保証を中心に医療費保証サービスなども展開
ジェイリースの本社は大分市です。2004年に賃貸不動産の賃貸債務保証業を目的に賃貸保証センターとして設立されまして、2005年には社名を現在のジェイリースに変更しています。
マンションやアパートといった賃貸住宅やオフィス・店舗、テナント、駐車場、レンタルボックスなど幅広く対応している家賃債務保証事業を中核に、医療費保証サービスや不動産関連事業なども手掛けています。
国内拠点は北海道から沖縄まで、東日本と西日本ともに18支店、合計36支店(2023年2月現在)を構えています。
決算期は3月末です。2023年の定時株主総会は6月23日(金)にホテル日航大分オアシスタワー3階・紅梅の間(大分市)で開催しました。