【しまむら】(8227)が2025年2月に株主優待の内容を実質拡充

しまむらが株主優待の内容を実質拡充 株主優待

しまむら(8227)は株式分割後の2025年2月20日の基準日から、株主優待の内容を実質拡充します。(2023年12月25日発表)

株式2分割後も対象100株以上を維持

2024年2月21日の効力発生で1株を2株の割合で株式分割(2分割)しているのですが、2分割後も毎年2月20日を基準日として100株以上を保有する株主を対象に、保有株式数に応じて買物券を進呈する内容を維持するため実質的に拡充となります。

株式優待の具体的な内容は、毎年2月20日の基準日に100株以上ー1000株未満の株主には買物券・2000円相当、1000株以上ー3000株未満の株主には4000円相当、3000株以上ー5000株未満の株主には6000円相当、5000株以上の株主には1万円相当を贈ります。

権利確定日が月末ではなく、2月20日となっているので注意してください。

毎年2月20日が基準日の株主優待の内容は下記

保有株数優待品(2月20日)
100株以上ー1000株未満買物券・2000円相当
1000株以上ー3000株未満    4000円相当
3000株以上ー5000株未満    6000円相当
5000株以上    1万円相当

買物券は国内のしまむらグループの店舗で利用可能

株式の2分割は投資単位当たりの金額を引き下げることで、より投資しやすい環境を整えて自社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図る目的で実施しました。

株主優待は自社株式の投資の魅力を高めて、自社店舗の利用を通じて自社の事業内容に対する理解を深めてもらい、中長期的に株式を保有してもらう狙いで導入しています。

優待品の買物券は国内のしまむらグループの店舗で利用できます。

2024年2月20日時点のしまむらグループの店舗数は、総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」が1415店、ヤングカジュアルの専門店「アベイル」が312店、ベビー・子供用品の専門店「バースデイ」が324店となっています。

株主優待の対象条件を株式分割後も維持して内容を実質拡充する会社につきましては、「【ビューティガレージ】(3180)が2024年4月末に株主優待の内容を実質拡充」もご覧ください。

「しまむら」を中核に、複数ブランドの衣料品店を運営

しまむらの本社は埼玉県さいたま市大宮区です。1953年に呉服販売の個人商店を株式会社に改組した島村呉服店として設立されまして、1972年に社名を現在のしまむらに変更しました。

20代ー60代の女性とその家族を主要顧客にする総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を中核に、ヤングカジュアルの専門店「アベイル」、ベビー・子供用品の専門店「バースデイ」、雑貨と婦人ファッションの専門店「シャンブル」、靴も含めたファッショングッズの専門店「ディバロ」などを運営しています。

海外では台湾で「しまむら」の店舗を展開しています。

決算期は2月20日です。2023年の定時株主総会は5月12日(金)にソニックシティパレスホテル大宮4階・ローズルーム(埼玉県さいたま市大宮区)で開催しました。

・しまむらのウェブサイトはこちらから。

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