【トミタ】（８１４７）が２０２４年３月末に株主優待の内容を変更

トミタ（８１４７）は２０２４年３月３１日の基準日から、株主優待の内容を変更します。（２０２３年１２月１３日発表）

長期保有優遇制度導入、保有３年未満ではQUOカード減額

従来は３月末に１００株以上を保有する株主を対象にしまして、QUO（クオ）カード・３０００円分を進呈していました。

今回の内容の変更では、３年以上を対象とする長期保有優遇制度を導入します。

具体的には、２０２４年３月末に１００株以上で保有期間３年未満の株主にはQUOカード・２５００円分を、保有期間３年以上の株主には３５００円分を贈ります。

保有期間３年未満では株主優待の変更前よりQUOカードの進呈額が５００円分少なくなり、保有期間３年以上になると変更前より進呈額が５００円分多くなる設定となっています。

２０２３年３月末までの株主優待の内容は下記

２０２４年３月末からの株主優待の内容は下記

株主優待は２０２０年３月末に導入、２０２３年３月末に拡充した

株主優待は２０２０年３月末に新設しました。自社株式への投資の魅力を高めることにより、多くの人に中長期的に株式を保有してもらうことを目的にして導入しました。

３月末に１００株以上を保有する株主を対象にQUOカード・１０００円分を贈っていましたが、２０２３年３月末に内容を拡充し、QUOカード・３０００円分に引き上げていました。

２０２４年３月末の長期保有優遇制度の導入で、２年連続して株主優待の内容を変更することになりました。

株主優待でQUOカードを進呈している会社につきましては、「【TBSホールディングス】（９４０１）が２０２４年３月末に株主優待の内容を変更」もご覧ください。

工作機械や工具、FAのシステム提案などを実施する専門商社

トミタの本社は東京都中央区銀座です。１９１１年に輸入工具を販売する冨田商店として開業しまして、１９１９年に株式会社に改組しました。１９４２年には冨田機械に社名変更しましたが、第二次世界大戦の影響で輸入工具が激減して休業状態に。１９４３年に新たに冨田工具を設立して工具機器の製造・販売を始め、１９４８年には冨田工業に社名変更します。そして、１９７０年に富善商店と合併して社名を現在のトミタに変更しました。

旋盤やフライス盤、マシニングセンターといった工作機械や工具を取り扱う専門商社で、FA（工場自動化）などのシステムの提案も実施しています。海外では米国やカナダ、メキシコ、英国、中国、タイ、インドネシア、ベトナム、インドに拠点を構えています。

決算期は３月末です。２０２３年の定時株主総会は６月２９日（木）に本社事務所３階・会議室（東京都大田区）で開催しました。

・トミタのウェブサイトはこちらから。