【みずほリース】(8425)が前期2023年3月末で株主優待を廃止

みずほリースが株主優待を廃止 株主優待

みずほリース(8425)は前期2023年3月31日の基準日をもって、株主優待を廃止します。(2023年11月8日発表)

株式5分割と増配の公表と同時に、株主優待を廃止

毎年3月末100株以上を保有する株主に、保有期間に応じてQUO(クオ)カードを進呈していました。

保有期間が1年未満の株主にはQUOカード3000円相当1年以上の株主にはQUOカード4000円相当でした。

株主優待は実施済みの2023年3月31日の基準日をもって廃止となりましたが、2024年3月期末の配当予想は6円増配の1株につき89円に修正し、2024年4月1日の効力発生で1株を5株の割合で分割(5分割)すると公表しています。

保有株数優待品(3月)
100株以上(連続保有期間1年未満)QUOカード3000円相当
(連続保有期間1年以上)      4000円相当

株主優待は2006年から導入していた

株主優待は2006年から実施していました。2020年には保有株式数100株以上、保有期間は1年未満と1年以上の対象となる条件はそのままに、優待品を図書カードからQUOカードに変更しました。

株主優待の廃止は、株主への公平な利益還元を考慮し、配当などに集約することに決めた結果だそうです。株式5分割も合わせて、新NISA制度の導入なども背景に個人投資家の投資しやすい環境を整えて株式の市場流動性の向上を目指します。

 旧社名・興銀リースの総合リース会社

みずほリースの本社は東京都港区です。1969年12月に日本興業銀行(現みずほ銀行)が中心となって他15事業者とパシフィック・リースを設立し、1981年11月に興銀リースに社名変更しました。2019年3月にみずほフィナンシャルグループの持分法適用会社となり、同年10月に社名を現在のみずほリースに変更しています。

総合リース会社として誕生してリース・割賦の領域では情報通信機器や産業・工作機械、不動産、輸送用機器、環境・エネルギー関連設備などの取引を手掛け、ファイナンスの領域では不動産や船舶、航空機、環境・エネルギー分野などを対象に金銭の貸付や出資を実施しています。

決算期は3月末です。2023年の定時株主総会は6月27日(火)に飯野ビルディング4階・イイノホール(東京都千代田区)で開催しました。

・みずほリースのウェブサイトはこちらから。

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